
化学・生命系学科について
化学・生命系学科について
現代の社会は、石油や電力などのエネルギー、金属、プラスチック、セラミックスなどの材料、医薬品、農薬、繊維、食品、その他の有機や無機のいろいろな工業製品などを有効に利用しながら発展してきました。今後、豊かで安心な21世紀社会を実現していくためには、さらに機能性の高い物質や材料、エネルギーを研究開発し、効率的に生産するとともに、人や生物、環境との係わりを科学的に理解して、それらとの調和を保っていくことが不可欠です。
このため、本学科では、物質や材料、エネルギー、環境、生命についての知識と考え方を広く深く学び、人と生物にとって持続的な社会を構築できる未来志向型の人材を育成するための総合的な教育学習の編成を行っています。
本学科は、「化学教育プログラム」、「化学応用教育プログラム」、「バイオ教育プログラム」の3つの教育プログラムで構成され、幅広い研究分野にまたがった教授・准教授・講師・助教あわせて約60名の教員集団が協力して、総合的・系統的な教育と研究を行っています。
また本理工学部と密接に関連する大学院博士課程があり、学部卒業者の90%以上が進学しています。大学院では、通常の課程学生のほかに、社会人技術者および海外からの留学生を積極的に受け入れ、 広い視野に立った教育研究が行なわれています。
3年秋学期に各教員研究室へ配属されての卒業研究では、大学院生からの直伝で教わる技術や知識もたくさんあります。